1.場所を問わずにお米が炊ける圧力鍋がクラウドファンディングサイトMakuakeに登場
ガスも電気もいらない圧力鍋。
一般的な調理器具は基本的にガスや電気といった動力が必要になる。
しかし今回クラウドファンディングサイトに登場した圧力鍋「SUR’POT」はそのガスや電気を使用せずに調理ができるというから驚きだ。
現在クラウドファンディングサイトMakuakeで支援を募集しており、現時点で目標金額80万円に対し既に133万円、80人を超える支援を達成しており今後も支援の輪は広がりそう。(2018.8.4時点)
2.ここがお勧め!!注目ポイント
2.1.カレーや鍋があっという間に完成する調理時間の早さ
そもそもガスや電気で火を起こさずに何故調理ができるのか?
そこには独自の特許出願中の技術を使った圧力鍋の構造があった。
この「SUR’POT」、通常の圧力鍋とは違う独特な構造になっている。
大小2つの大きさの異なる鍋が重なっており、そこに蓋をする事で2つの層ができあがる。
画像で説明するとこんな感じ


そうガスと電気を使用せずに調理できる理由はこの発熱層に水と発熱材を入れる事により熱され食材を調理できるのだ。
仕組みとしてはよくある駅弁と同じ仕組み。
しかしSUR'POTの凄い所は下図の特許申請技術により熱をまんべんなく鍋に伝える事でムダなくその熱が食材に加わり、スピーディーにご飯がふっくらと炊けるのだ。
カレーや鍋であればその調理時間は驚きの20分。
キャンプ等のアウトドアで使用する事を考えたとき、火を起こす手間を考えればその調理時間の早さはかなりの早さである。

特許出願中のW圧力構造(特願2017-221640)
2.2.場所やシチュエーションを問わず使用できる


SUR'POTの魅力的なところは調理時間の早さだけではない。
最も魅力的な点、それは場所やシチュエーションを選ばずに使用出来るところである。
キャンプや登山、ウィンタースポーツ、友人達と楽しむバーベキューや火を使用してはいけない海等でも使用できる。
また保温性も高く、1時間で90℃、1.5時間で80℃ととても高い保温性を実現している。ウィンターシーズンには大活躍間違いなしである。
また発熱層に保冷材を入れることで保冷もする事が出来、SUR’POTに食材を準備しそのまま持ち運びも可能である。

また何と言ってもSUR'POTの凄いところは災害時に使用できるところだ。
開発のきっかけは起案者が中国で起きた大地震のニュースを見たことだそうだ。
水道、ガス、電気といったライフラインが止まり、混乱の中ようやく送られてきた支援物資が冷たい水と粉ミルク、それを赤ちゃんが飲むのかと起案者は感じたそう。

日本国内でも先日起きた西日本を中心とする集中豪雨。筆者の地元でもある岐阜県でも被災された方がみえた。
市から届く支援物資はやはり冷えた非常食ばかりだったという。
これから起こる災害でもし万が一自分が被災したらこのSUR'POTは必ず活躍するだろう。
それはただ温かい食事を取る為だけではなく人の心も必ず温めてくれるはずだ。
クラウドファンディングでの募集期間は9/7まで。
限定リターンもあるため少しでも気になった方は是非お早めに。
3.プロジェクト詳細
・プロジェクト名:ガスも電気もなしで料理ができる圧力鍋!?「SUR'POT」アウトドアや災害時に。
・プロジェクト掲載期間:9/7まで
・目標金額:800,000円
・プロジェクトオーナー:Junichi Yamamoto
・リターン金額:1,000円~